包茎治療費の設定について


さて、この第二章は包茎手術専門院を選択する時にチェックするべきポイントについて検討しています。ここでは包茎手術専門病院の治療費の設定というチェックポイントを検討してみます。


1、一般の泌尿器科の包茎手術の治療費設定

包茎手術専門病院の治療費の設定について検討する前に、一般の泌尿器科の病院の包茎手術の治療費について検討してみよう。
一般の泌尿器科の病院は健康保険が使用できる病院です。ただ包茎に関して病気として認められているのは「真性包茎」だけなので、仮性包茎は健康保険の対象外になります。
では、真性包茎を手術して一般病院はいくらの売上になるかというと、保険点数によって一律に決められており、だいたい術後の再診まで入れて3万円台くらいです。 健康保険は3割負担なので患者さんはそのうち1万円を支払い、国や組合が残りの2万円を負担してくれます。 大きな総合病院で包茎手術をすれば、ほとんど利益なんてありません。ほとんど赤字の手術です。

ではこのような一般病院に「仮性包茎」の患者さんが手術希望で行くとどうなるか…。 ほとんどの患者さんが「病気でないので手術の必要はありません」といわれ断られます。よほど亀頭包皮炎を頻発するような症状でなければ追い返されます。 そりゃそうだ、病気を治すという社会的な使命で赤字覚悟の手術をしているのに、病気でない仮性包茎の手術なんて間違ってもしません。
ただ、個人で開業しているクリニックでは「仮性包茎」でも自費診療扱いで手術してくれるところはあります。 当然に自費診療なので保険点数から導き出される3万円に設定している病院はありません。 たいていが10〜15万円ぐらい、地方で8万円前後に包茎手術の治療費を設定しているはずです。また包茎手術を自費でおこなっているところは真性包茎の 手術でさえも自費でなければ受付けない場合が多くあります。赤字の真性包茎の手術なんて馬鹿らしくてやれないのです。
外来の患者さんが中心で健康保険の収入で経営している開業医でも、これぐらいの治療費を取らなければ包茎手術はできないのです。


2、包茎手術専門院の治療費設定

包茎手術専門院は自由診療の病院なので保険証が使えません。患者さんの症状にかかわらず病院が設定している治療費を全額自己負担することになります。
昔は包茎手術の治療費は12〜15万円前後くらいに設定している病院が多かったのですが、ここ数年の競争の激化で値崩れしはじめ、 現在安い包茎手術で3〜5万円なんという病院まで出てくる始末です。 皆さんもう理解できますね。 広告費などがほとんどかからないような一般病院でも10〜12万円程度は必要な手術が、多額の広告宣伝費を投下している包茎専門院で 3〜5万円程度で受けられるわけがないのです。 なので単なる客引きだと考えてください。もちろん包茎手術として術式は存在しますが、誰も選べないような仕上がりの術式になっているはずです。


現在、包茎手術専門院の料金の設定方法は2通りです。 ひとつは包茎手術に必要な最低限の処置を基本手術として安く設定し、仕上がりや見栄えを良くするための複数の処置をオプションとして 患者さんが希望すれば随時加味していく方法で包茎手術の料金が決まる設定方法をとる専門院と、 もうひとつは専門院側が仕上がりに差がある手術法を複数用意して料金を設定している病院です。
基本的に両者はまったく同じです。一番安い治療費は一般の泌尿器科の包茎手術の自費料金と同じぐらいで、昔ながらの環状切開術の手術です。 これにオプションを加え料金を高くすれば、少しずつ美容的な面が改善され傷が目立たなく綺麗に仕上がるというわけです。


3、包茎手術専門院の治療費で注意すること

さて、皆さん少し考えてみてください。包茎手術って何段階にもグレードが分けられるほど複雑な手術なのでしょうか。
同じ自由診療のクリニックで美容外科と比較するなら「豊胸術」がグレードによって治療費が異なります。この料金の設定は胸に入れるインプラントの材質の 違いによって料金が異なるだけです。手術の術式は変りません。美容外科なので自然に仕上げるのは普通なのです。傷が目立つように、または不自然な豊胸になるような 術式は存在しないのです。高い治療費を払わなければ綺麗に仕上げる腕はあっても傷跡を残す手術をしますよという美容外科は現在多くが淘汰されていきました。
実はこれをおおっぴらにやってるのが包茎専門院なのです。しかも始末におえないのがグレードアップするのに医者の腕はほとんど関係ないということです。
別に複雑な手術ではないので、切るラインを患部に書く時に亀頭直下に引くか、亀頭から離れた位置に引くかの違いで高額のデザイン料を要求しているのです。 難しいデザインなどは100%存在しません。複雑なデザインをすれば縫合が少し面倒なだけです。


では結論です。包茎専門院を選ぶ際に治療費で注意すること。それは診察・カウンセリングを受けた際に標準的な治療費で包茎手術を引き受けるクリニックを 選ぶことです。包茎専門院の標準的な治療費はだいたい30万円程度です。この治療費なら専門院側も手術を断るのはもったいないと考えます。
なので払える治療費はこれだけであると主張して、グレードの高い手術を要求するのです。自由診療は治療費が自由です。交渉次第でどうにでもなります。 専門院側はグレードをアップさせても手間が少し増えるだけです。それで30万円の治療費がもらえるなら逃げられるよりましなのです。
こういう交渉ができる専門院を選びましょう。

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