長茎術の真実!【包茎手術まつ・ここ治療話】


■ 長茎術ってどんな治療なのか?

私が包茎手術を受けた頃には、まだ目にすることが無かった長茎術ですが、最近は切らない長茎術まで登場して短小に悩む患者さんを中心に注目を集めている。

ここでは包茎専門病院でおこなわれている長茎術を簡単に説明しておこう。

まず最初に陰茎の構造を簡単に説明する。陰茎の根元のあたりを触ってみよう。陰茎の内部の固い棒のような組織が体内に伸びているのが分るはず。陰嚢(袋の部分)の部分を触っても分るはずだ。この陰茎本体(陰茎海綿体)は体内に入り、恥骨と靭帯によって固定されているのだ。長茎術はこの陰茎本体(陰茎海綿体)を体外に引っ張りだすことによって陰茎を長くみせる方法なのです。

そして引っ張り出す方法によって2つ、それ以外の方法が1つあり、計3つの長茎術が存在する。

ひとつはペニスの根元を2〜3cm程切開して、恥骨と陰茎本体(陰茎海綿体)と固定している靭帯を一部切除して体外に出す方法です。

もう一つは縫合糸を使用して、陰茎の根元の皮膚部分から縫合針を入れ、体内の靭帯にひっかけで体表で硬く縛ってしまう方法です。陰茎の根元が抑えられ、靭帯が外に引っ張られることから陰茎本体(陰茎海綿体)が体外に出てきて長くみせることができます。

そしてもう一つの方法は、陰茎の根元に上部、下腹部のあたりの脂肪を吸引してあげることによって埋もれていた陰茎を出してあげる方法です。これは痩せている方には使えない方法です。

ちなみに長茎術をおこなうと体外に出ている陰茎本体(陰茎海綿体)が長くなるため、包皮が後退します。そのため軽度な包茎ぐらいであったら包茎自体も治ってしまいます。


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■ 切って長くする長茎術について

陰茎の根元を切開して恥骨と陰茎本体(陰茎海綿体)をつなぐ靭帯を切除する方法なので、それなりの技術と経験が必要な方法です。靭帯の周辺には太い静脈や神経があるため解剖的な知識も必要になってきます。包茎専門病院でこの手術法の長茎術をする際には、医師の腕前には十分な注意が必要です。

一度切ってしまった靭帯を再度元に戻すのは容易ではありません。結果が気に入らないからといって簡単に元に戻すことはできないのです。ただ腕の良い医師ならば、確実に5cm前後ぐらい陰茎を長くすることができます。


■ 切らずに長くする長茎術について

包茎専門病院ではやっている長茎術はこちらのほうです。なんといっても切らずに縫合糸で留めるだけ。時間にして10分もかかりません。切って長くする長茎術と違って、気に入らなければ縫合糸を切ってしまえば元に戻ります。

そのため切って長くする長茎術のプチ整形版といったところでしょうか。

所詮、プチ整形なので一時的な手術です。陰茎が少し長くなった雰囲気を味あわせる方法なのです。

単に糸で縛っているだけなので、時間が経過すれば糸自体が緩んできたり、下腹部の肉のつき方の変化等でも、きつく締めたはずの糸は緩んできてしまいます。このようなことが発生しない縫合糸は存在しないのです。

気分を味わい、切って長くする長茎術を検討する材料として経験してみるのは良いと思います。ただ、この方法に関してはきつく縫合糸を下腹部で締めるため、術後痛み・違和感に襲われる方が多いということです。診察・カウンセリングの際は充分に注意する必要があります。

比較的簡単で時間のかからない手術なのですが、専門病院によっては比較的高額な治療費を請求するところもあるので注意が必要です。あくまでプチ整形なので、糸が緩んだら元に戻るだけです。それに見合った治療費で手術をしましょう。



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