悪魔の包茎用語辞典
「ヒアルロン酸」


サプリメントや化粧品の成分としても良く聞くもの。 人間の体の細胞間や組織間をつなぐ粘度の高い結合物質のこと。美容外科ではシワを埋めたり、法令線のような溝を盛り上げたりするため 皮下に注射する注入剤として使用され、包茎手術専門院では陰茎や亀頭に注射することによってボリュームアップをはかることに使用される。 注入してもアレルギー反応が出ず、最終的には吸収されて無くなってしまうため薬剤自体の安全性が高いといわれているが、注入する個所を誤ると 動脈を塞ぎ壊死をおこしてしまうリスクがある。


ヒアルロン酸と包茎手術専門院

ヒアルロン酸

昔はコラーゲンという牛由来の注入剤を使用していましたが、注入する前にアレルギー反応をみるために テストが必要で不便な薬剤でした。これに変わって現れたのが「ヒアルロン酸」です。 包茎手術専門院ではこの「ヒアルロン酸」を夢の注入剤のごとく使用しまくっています。
陰茎を大きくできる。亀頭部を強化できる。早漏の予防に役立つ…。でもこれは本当なのでしょうか。
陰茎内部は海綿体という組織でできているのは知られた話だ。海綿体はスポンジ状の組織。 そのスポンジの穴に血液が流入して勃起現象がおきるわけだが、あれだけ硬くなるのだからかなりの血液が流入するはず。 そんなスポンジの穴の中にヒアルロン酸を注入するとどうなるか…。普通に考えれば血流に溶け出してしまい内臓で濾過され 排出されてお終いです。吸収されるスピードは、シワを埋めるために皮下の注入する場合の比ではないはずです。 だいたい美容外科でシワにヒアルロン酸をうった場合の持続期間は半年〜1年程度といわれており、 仮に半年としても注射をうった瞬間から吸収が始まり半年後にはゼロという感じです。ほとんど毛細血管しかないような皮下ですらその程度 なので、「血管にヒアルロン酸を注入するのと同じ」といわれる亀頭にうっても????ですよね。


ヒアルロン酸注入の偽効果とリスク

ヒアルロン酸をうつと亀頭が硬くなると聞いたことがあるが、それは注射を同じところにうっていると皮膚が硬くなるのと同じで、 ゲル状のヒアルロン酸を注入していれば組織が痛んで硬化します。決してヒアルロン酸が残って硬いわけではありません。
最近、国民生活センターから包茎手術を受けた患者さんが壊死をおこしてしまった例が報告されたが、その原因はヒアルロン酸による亀頭増大術です。 ヒアルロン酸を亀頭に注入した際に動脈をふさいでしまい血流障害から亀頭の壊死を発生させたもの。 ヒアルロン酸自体は安全な薬剤だが、注入をしくじると壊死が発生する可能性がある。しかしこのようなリスクを事前に説明する専門院は 少ない。


悪魔の包茎用語辞典−包茎手術以外編