包茎手術専門院の広告やホームページで良く使われ、何か凄そうな印象を患者に与えるための便利な用語。 包茎手術に精密という言葉が適切なケースは100%存在しないと言われている。
精密と言う言葉が適切なのは1mmの違いすら許されない厳密な計測が必要なケースだが、
包茎手術においては100%存在しない。
よく「余っている皮を精密に計測して…」と使われるが、伸び縮みする包皮を精密に測っている専門院など存在しない。
精密と広告に書いておけば、包茎手術を受けて包皮の切り過ぎを恐れる患者さんに安心を与えるからというだけ。
専門院によっては「計測器で不要な包皮を測ります。」と宣伝していたところもあったが、包茎業界に長く勤めた医師に聞いても、
そんな器具は見たことがないそうだ。
通常は、手術を担当する医師が「まぁ、こんなところかな?」という経験と勘で切除する包皮の量を決めているのが実情である。
精密と類似する言葉としてよく使用されるのが「マイクロ」である。
マイクロ・サージェリー(顕微鏡下の手術)を応用した包茎手術なんて宣伝している専門院も存在する。
形成外科でマイクロサージェリーがおこなわれるのは、切れてしまった血管や神経を繋ぎ合せるための縫合など細かい作業だけで、
包茎手術でおこなわれることは100%ない。なので老眼鏡の間違いではないかと業界では言われている。
ちなみに包茎手術専門院には多くの非常勤の医師がおり、その専門分野も様々である。
そのため顕微鏡下での手術を日常的に経験する脳外科専攻の医者が包茎手術を担当する場合もあり、
その際にはマイクロサージェリーの技術が活かされた包茎手術と言えなくはないという屁理屈が包茎業界には存在する。