水商売で良く使用される言葉。売上に占める変動費の割合が極端に少ない業種において、客に支払を安心させる ために広告宣伝のキャッチコピーに使用されるが、ほとんど逆効果との指摘もある。最近の包茎手術専門院の広告には全てこの言葉が入っている。
包茎手術専門病院は水商売に似たところがある。それは材料の原価率が極めて低いこと。
包茎手術をおこなう場合に必要な医療材料はオペ手袋・縫合糸・包帯・ガーゼ・綿球ぐらい、薬では麻酔液・抗生物質・痛みどめ・消毒液ぐらいでしょう。
金額にして2000円程度です。水商売は書いた字の通り水を売っているだけ。
しかし水商売は女の子の人件費が高く、包茎手術専門院は医者の人件費と広告宣伝費が高い。つまり固定費の割合が極めて高く、早期に固定費を
回収しようとするために無理をするため料金が不明瞭になりやすい。
また包茎手術専門院が広告に「明朗会計」と書く場合があるが、この根拠が不明なケースが多い。
包茎手術専門院の場合では「定価表」があるだけで明朗と広告するケースもある。包茎手術の内容を細分化してそれぞれに定価をつけ、どこまで治療に含めるか
によって金額が患者によって大きく異なる場合もあり全然明朗でないという指摘もある。
また以前に良くおこなわれたのが、手術中の患者に対する営業であった。患者をベットに寝かして手術をしている最中に追加の治療を勧める。
包皮を切りながら「追加の治療を受けないときれいに仕上がらない」と言われたら怖くて、たいていの患者さんは追加治療を受け入れる。
さすがに各自治体の消費者相談窓口が介入したことによって改善され、包茎手術の前に治療費が確定されるようになり(会計も事前におこなわれるところが増えた)
トラブルも減ったようである。このような治療費の事前確定をもって「明朗会計」という包茎手術専門院もある。