治療の際の痛みを取るため患者に対しておこなわれる施術。 包茎手術では一般的に局所麻酔である。通常は持続性の麻酔薬と即効性の麻酔薬のブレンド薬を患部に注射する。ほとんどの専門院の医師は 患者が感じる麻酔注射の痛みより手術をすぐに終わらせる手間を重視する。
包茎手術専門院で紹介している麻酔法は、事前におこなう「局所麻酔の為の麻酔」と「局所麻酔」の2本立てが多い。
「局所麻酔のための麻酔」は、注射でおこなわれる局所麻酔の針を刺す痛みをやわらげるため、スプレー式の麻酔剤や麻酔剤入りのゼリー、
麻酔剤のしみ込んだテープを注射を打つ前に患部に使用する麻酔である。
ただ皮膚の表面から麻酔剤が浸透するまで最低でも15〜20分程度はかかり、効果もそれ程ではないため、広告でうたっていても省いてしまうクリニックも多いと聞く。
手術開始から局所麻酔の注射まで時間が短いクリニックはたぶんそれ。あくまで痛みが心配な患者さん向けの宣伝文句もしくは実際に取り入れていても
気休め程度と考えた方が良い。そもそも包茎患者は一度しか来院しない患者で、常連客にはならないので医師の扱いは雑。
ペニスに打つ麻酔の注射は針を刺す痛みより、薬剤を注入時の鈍痛のほうが痛む場合が多く、表面麻酔はあまり意味がないと思われる。私も麻酔の注射時は痛かった。
最近包茎手術専門院の中に局所麻酔以外の麻酔を取り入れるクリニックもでてきた。
美容外科などで大きな手術をする際には全身麻酔という人工呼吸器を装着した本格麻酔や静脈麻酔をおこなうことがあり、
その際には麻酔科専門医や麻酔科で研修を受けた医師が全身を管理して安全を図っている。
つまり局所麻酔よりグレードがアップするとリスクも高くなり専門の医師も必要になるということである。
麻酔の設備面よりそれが肝心なので注意が必要である。
なお一般の保険診療の病院でも全身麻酔で包茎手術をおこなう場合もあるが、あくまで幼児の場合である。