悪魔の包茎用語辞典
「高額治療費問題」


包茎手術専門院等の自由診療の病院で起こる治療費が予想を超えて高騰することで生じる諸問題。 たいていは各自治体の消費者相談窓口等を通じてバトルが発生する。窓口の担当者も専門院相手だと電話口でエキサイトするケースが多く、 とにかく安くさせるために言いがかりに近い事を主張する者も多い。これで解決しないと裁判まで発展するケースもある。


治療費が高騰する原因

高額治療費の請求書

この用語辞典でも解説している「カウンセラー」と呼ばれる営業職と患者との間のカウンセリングが原因で発生する。 カウンセラーは営業職なのでクリニックの売上を伸ばそうと(また自分の給料が歩合給の場合には給料アップを目指して) 治療内容のグレードアップや患者が目的とした治療以外のものも勧める。
ここで患者側が優柔不断な態度でいると、カウンセラーが説得が強くなり、最後は負けて奨められるまま全ての治療を受け入れてしまう。 そして治療が終わって、いざ支払の時に予想外の治療費の高騰に青くなって消費者センターに駆け込むという展開である。
簡単にいうと「カウンセラー」が調子に乗りすぎたのと、自分の支払能力を超えているのに断れない患者の気の弱さが原因とされている。


消費者相談窓口と高額治療費

法律上未成年でないかぎり合意された契約は有効である。そのため、消費者相談窓口側は契約の瑕疵を主張することになる。 「ローンの金利が、これほどかかるなんて聞いてない」「最終的な支払い総額を教えてくれなかった」「下半身が裸の状態で他の治療も勧められ 、恥ずかしくて正常な判断ができなかった」「診察を受ける前に、受付で手術承諾書を書かされた」等々…。いろいろな理由をつけて治療費の ディスカウントをつきつけクリニック側に要求を飲ませることになる。
そのため現在では必ず診察・カウンセリングの時に治療費の総額やローンの場合には金利を含めた支払総額、治療内容の明細を明示し 手術の承諾書も診察・カウンセリングの後に服を着た状態でもらうようにしているらしい。
いっけん改善されたようにみえるが、逆に契約時の瑕疵がなくなり高額治療費を安くする手段が無くなったという意見もある。


包茎手術専門院と高額治療費

包茎手術専門院のカウンセラーの中には営業成績を上げるために、効果が実証されていない治療を奨めて、 治療費のアップを目指すものがいるので注意が必要である。基本的に包茎手術以外のいかなる治療も、包茎の完治には必要がない。 また、安い治療法に引かれて専門院を選ぶ患者が多いようだが、包茎手術専門院で安い治療法で手術をするところはない。 治療法自体は実在するので詐欺とはいえないが、まず100%その方法では包茎手術をしてもらえないと思った方がよい。


悪魔の包茎用語辞典−包茎手術・治療編