包茎の症状のうち包皮を剥いて亀頭を露出することがまったくできないタイプをいう。これは病気と認められ 健康保険を使用して治療が受けられる。
真性包茎は包皮口が極めて狭く、手で包皮をむこうとしても亀頭が露出しない症状で、
包皮内部は極めて不潔な状態になるため早めに治療する必要がある。
この症状は病気として認められており健康保険を使用して治療することができる。ただし包茎手術専門院は保険の取り扱いができない自由診療の病院なので、
真性包茎の患者さんであっても健康保険で包茎手術は受けられない。
一般の泌尿器科の病院の包茎手術費の自己負担額は総額で2万円程度である。病院によっては手術後2〜3日程度入院を勧められることがある。
これは出血等の術後管理の為という面もあるが、治療費が安すぎるため入院費用を徴収して赤字補填という面もあるといわれている。
真性包茎の場合亀頭部が信じられないくらい敏感なため術後に歩行すら困難な状態に追い込まれる場合があるので注意が必要である。
2〜3週間はつらい。真性で手術を経験した私もきつかったです。
包茎手術専門院によっては包皮がかぶっていたため亀頭の発育が悪いと亀頭の増大治療を勧めるケースがあるようだが、
亀頭部をそこまで締め付けるほどの症状の患者は稀である。
また亀頭強化術というヒアルロン酸を亀頭に注入すれば亀頭が強化され過敏さが緩和されると言われたりするが医学的な根拠はまったくありません。
逆に過敏な個所にヒアルロン酸を注射して膨らませる方が術後の痛みが増すケースが多いとされるので注意が必要である。
体質にもよるが恥垢が石化して塊になっている場合があり、その部分の亀頭が陥没していることがある。
また、包皮と亀頭が癒着している場合もある。幼児の時はほとんど癒着しているが、成長して徐々にはがれていく。
真性包茎の場合は包皮が剥けないため剥がれにくいためである。癒着が確認された場合の治療法はペアン等の医療器具で無理やり剥がすことになり大変である。
ただし、癒着の治療費を別に設定している専門院はおいしい症状である。
癒着は包茎手術で包皮を切開し中を開けた時に初めて確認される症状で事前にはわからない。それにもかかわらず事前の診察・カウンセリングで
癒着があった場合の治療費の増額を、よくある症状として説明する病院には注意が必要である。(珍しくはないが多い症状ではない。)
手術中はアイマスクされている場合が多いので癒着が本当にあったのか分からないうちに手術されてしまうケースがあるためである。
癒着があった場合には手術中でも確認したい旨を伝えておくことが予防につながる。