包茎手術の時に普通はアイマスクをされてしまいます。私の時はガーゼでできたアイマスクを載せられてしまい何も見えない状態で手術が始まりました。正直言って怖いです。(若干、閉所恐怖症気味です)アイマスクをしないとダメか聞いたのですが、自分の皮が切り取られるのを見て気分が悪くなっても大変だからと不可でした。患者に見られていては気が散るという理由もあるのでしょうね。
アイマスクをされると視覚が無い分、聴覚が鋭くなります。ちょっとした音や言葉から何をしているのか無意識に探ろうとしてしまいます。包茎手術中のガチャガチャという金属音が何とも恐怖感を高めます。
病院のスタッフが手術中に何かと話しかけてくるのですが、正直言ってうわの空です。ジリジリジリと肉を焼くような臭いや皮を切る音も聞こえます。まな板の上の鯉ですね。最後は好きにしてくれ!といった感じだったのを覚えています。
包茎手術は4〜50分ぐらいだったでしょうか。「はい、終わりましたよ」といわれアイマスクを取られると処置室が明るく感じられます。それが包茎を卒業した瞬間なのです。