包茎手術の傷跡修正について



Q9、包茎手術による傷跡の修正手術を受ける人はいるのか


包茎専門クリニックに来院する傷跡修正希望の患者さんは年に数人程度、実際に修正手術まで受ける人更に少ないそうです。
多少不満に思っても2度も手術するような場所じゃないのです。よく専門クリニックの広告で「他院の傷跡修正手術実績○○○名」というのは嘘です。単に自分のクリニックの仕上がりは綺麗だと言いたいだけです。そんなに修正する患者さんがいるんだと不安を煽って何したいんですかね。

修正手術に来院する患者さんのパターンは2通りです。
一つは「医療レーザー・クランプ」の使用によって傷口が硬く盛り上がったり、腫れたりしている箇所の修正希望の患者さんです。
こちらは昭和の時代に大流行した包茎手術法「レーザー・クランプ法」で手術した患者さんが仕上がりに不満で修正手術を希望するものでした。でも平成も終わり令和になって この時代の患者さんが修正に来院することは限りなく少なくなりました。
専門クリニックの中ではいまだに「クランプ」を使用しているところも多いですが、傷口が盛り上がらないようにレーザーの火力を落としたりして対処しているようで 修正手術までいく患者は激減しています。


もう一つは環状切開術で手術した仕上がり(亀頭周辺の粘膜が多い)を、亀頭直下法の仕上がりにしたい患者さんです。
一般の泌尿器科の病院で手術を受けると亀頭直下に切除ラインがこない場合が多く、それが不満で修正手術を受ける場合です。こちらは今でも少ないですが来院する 患者さんはいるようです。


どちらも皮の余りがあれば専門クリニックで手術してもらえます。その場合には必ずハンドメスでの手術になるそうです。



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