早漏治療の真実【包茎手術まつ・ここ治療話】

「3こすり半」は早漏の代名詞として昔から言われていたことですが、挿入して5分も持たないようでしたら確かに早漏ぎみです。

私はどちらかというと遅漏ぎみ(決して自慢ではありません)なので、毎回努力しないと射精までいきません。「隣の芝生は青い」の ことわざ通りかもしれませんが、早漏が羨ましい・・・。だって、毎回気持ち良くイケるでしょう。


最近包茎手術専門クリニックでも早漏治療をはじめる所が増えてきています。ED治療はかなり有名になって誰もが知っていますが、早漏治療って・・・?

そこで、現在おこなわれている早漏治療について調べてみました。


早漏の原因には2通り考えられます。

1つは心因性、つまり興奮しすぎてしまう精神面が原因とされるもの、もう1つは身体的要因、 つまりペニスが敏感なのが原因とされるものです。

2通りの原因があるため、治療法も2つに大別されます。


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■ 内服用の早漏治療薬について

欧米で早漏治療薬として承認された「プリリジー」が有名です。性交渉の数時間前に飲むだけで射精までの持続時間が長くなります。

早漏に悩んでいる方には夢のような薬ですが・・・。


まず、この薬の正体からみてみましょう。この薬の成分は「うつ病治療薬」、まぁー精神安定剤ですね。

もともと、欧米のメーカーが精神薬として開発していたものが使いモノにならず、射精抑制効果が認められたことから早漏治療薬として 売り出した薬と言われています。

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精神安定剤は脳の中の分泌物をいじる薬で、不安やストレスから「うつ」気味の頭の中を「楽しい気分」にさせて精神状態を安定させます。

精神状態を安定させるので興奮もしなくなり、射精が抑制されるのです。

興奮を抑えるので射精だけでなく勃起も影響が出る場合があります。そのため、勃起の持続性を高めるため「バイアグラ」等の ED治療薬との併用を勧められる場合もあります。

こんな薬なので副作用が無いなんて考えられません。また日本では未承認薬なので医薬品副作用救済制度の対象外になりますので 注意が必要です。


これ以外にも「パキシル」「デパス」等を早漏治療薬として出すクリニックがあるようですが、どれも全て「うつ病」「パニック障害」等の 精神疾患の患者さんに出す薬です。

薬の目的外使用ということですね。早漏には効果があっても健常者に出す薬ではないような気がします。



■ ペニスの敏感さを治癒する治療法について

専門クリニックで早漏治療としておこなわれているのが・・・ヒアルロン酸等を亀頭に注入して亀頭を強化する治療があります。

理屈はヒアルロン酸等の注入物がクッションの役割を果たし刺激に強い亀頭にすることができるのだそうです。

ちなみに医学的な根拠はありません。

注入したヒアルロン酸は瞬く間に吸収されてしまいますし、注射で注入したヒアルロン酸が 性感神経に影響を及ぼすことはないからです。

まぁー先に書いた理屈から創作した民間療法をクリニックが実施しているという感じですね。

「効くと信じれば効く人もいる」というレベルだと思います。


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