包茎治療費の設定について



さて、この第四章は包茎手術専門病院を選択する時にチェックするべきポイントについて検討しています。ここでは包茎手術専門病院の治療費の設定というチェックポイントを検討してみます。


1、一般病院の包茎手術の治療費設定

包茎手術専門病院の治療費の設定について検討する前に、一般の泌尿器科の病院の包茎手術の治療費について検討してみよう。

一般の泌尿器科の病院は健康保険が使用できる病院です。ただ包茎に関して病気として認められているのは「真性包茎」だけなので、仮性包茎は健康保険の対象外になります。
では、真性包茎を手術して一般病院はいくらの売上になるかというと、保険点数によって一律に決められており、だいたい術後の再診まで入れて3万円程度といわれています。健康保険は3割負担なので患者さんはそのうち1万円を支払い、国や組合が残りの2万円を負担してくれます。大きな総合病院で包茎手術をすれば、ほとんど利益なんてありません。へたをすれば赤字です。

ではこのような一般病院に「仮性包茎」の患者さんが手術希望で行くとどうなるか…。ほとんどの患者さんが「病気でないので手術の必要はありません」といわれます。よほど亀頭包皮炎を頻発するような症状でなければ追い返されます。そりゃそうだ、病気を治すという社会的な使命で赤字覚悟の手術をしているのに、病気でない仮性包茎の手術なんて間違ってもしません。

ただ、独立して開業している個人病院では「仮性包茎」でも自費診療扱いで手術してくれる病院はあります。当然に自費診療なので保険点数から導き出される3万円に設定している病院はありません。たいていが10〜12万円ぐらい、地方で8万円前後に仮性包茎の治療費を設定しているはずです。これくらい取らなければ一般病院でも利益は出ないのです。



2、包茎手術専門病院の治療費設定

包茎手術専門病院は自由診療の病院なので保険証が使えません。患者さんの症状にかかわらず病院が設定している治療費を全額自己負担することになります。

昔は包茎手術の治療費は12〜15万円前後くらいに設定している病院が多かったのですが、ここ数年、競争の激化で値崩れしはじめ、現在安い包茎手術で3〜5万円なんという病院まで出てくる始末です。皆さんもう理解できますね。広告費などがほとんどかからないような一般病院でも10〜12万円程度は必要な手術が、多額の広告宣伝費を投下している包茎専門病院で3〜5万円程度で受けられるわけがないのです。なので単なる客引きだと考えてください。もちろん包茎手術として術式は存在しますが、誰も選べないような仕上がりの術式になっているはずです。


現在、包茎手術専門病院の料金の設定方法は2通りです。ひとつは包茎手術に必要な最低限の処置を基本手術として安く設定し、仕上がりや見栄えを良くするための複数の処置をオプションとして患者さんが希望すれば随時加味していく方法で包茎手術の料金が決まる設定方法をとる病院と、もうひとつは病院側がどこまでオプションを加味するかで3〜4つの手術法にすでに料金を設定している病院です。

基本的には同じです。前者が加味するオプション処置の数によって細かく治療費が細分化するだけなのです。


さて皆さんが包茎手術を受けるのに専門病院を選ぶのであれば、一般の病院で必要とされる治療費より安い金額で治療を受けようとすることは時間の無駄なので止めた方が賢明です。よっぽど時間に余裕があって暇でないかぎり「他の病院に行った方が良いよ」と言われてしまいます。とにかく安い治療費で包茎手術が受けたいのだったら一般の病院で仮性包茎の手術をしているところを探した方が早いですよ。

これは専門病院で包茎手術を受けた患者さんの話を総合して目安を導き出すと、20〜30万円前後が一番多い料金帯のようです。これくらいを覚悟していれば包茎手術をしてもらえる病院はあるので、なにも相場より高い病院を選択する必要はありません。

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