悪魔の包茎用語辞典
「フォアダイス」


厳密には陰茎の茎の部分にできる鳥肌のような良性のブツブツをいう。 最近では真珠様陰茎小丘疹など陰茎部にできるブツブツも含め総称してフォアダイスという。たいした問題ではないので厳密な区別はされていない。


フォアダイスとは

フォアダイス

真珠様陰茎小丘疹は亀頭のカリの部分にあるブツブツで、フォアダイスは包皮の粘膜部(内板)にあるブツブツをいう。 本来は別物であるが良性で感染せず珍しくもない症状なので線引きがあいまいであり、総称してフォアダイスと呼ばれることが多い。 素人にはブツブツができる性病のコンジローマと区別できず誤解して来院する患者も多い。コンジローマは鳥の鶏冠状のブツブツができる性病でブツブツの大きさも不規則である。 フォアダイスなら一般の保険診療の泌尿器科に行くと当然治療はしてもらえない。
まれに性病科の病院に行くと「コンジローマ」と脅されて、液体窒素で焼かれてしまう可哀そうな患者は存在するらしい。



包茎手術専門院のフォアダイス治療

包茎手術専門院でフォアダイスを治療する患者は真珠様陰茎小丘疹(亀頭のカリの部分にあるブツブツ)の方を治療する方がほとんどである。 治療法は極めて簡単で低出力のレーザーや電気メスを患部に照射して焼いてしまう方法である。 照射した所は表面の粘膜が1枚剥がれ落ちる感じになる。治療時間は1〜2分で終わってしまう。 手間に比べて治療費が取れるため亀頭にブツブツがある患者さんが来院すると必ず包茎手術と一緒に治療することを勧められる。 勧誘の常套句は「1回の麻酔でどちらも治療できます。」だ。専門院のなかには包茎手術を受けると無料で治療してくれるところもあらわれた。
たいていは軽く照射する程度なので問題は発生しないが、慣れない医者が照射して(出力が強かったり、長時間照射しすぎたのが原因)患部が 少し陥没してしまったケースは存在する。
厳密な意味でのフォアダイスを治療する人が少ないのは、気にする部分が陰茎の粘膜のなかに透けてみえる極小さい白いブツブツの集まりであり、 この部分は亀頭直下法で包茎手術をおこなうと包皮と一緒に取ってしまうところだからである。


悪魔の包茎用語辞典−包茎手術以外編