浸出液のこと。術後包帯にできる黄色いシミ。 傷が化膿したのではと心配する患者さんからの問い合わせが多い。膿ではない。
術後傷口から滲み出てくる薄黄色い透明な液体。
包帯に一周に渡って黄色いシミができる患者さんは多い。浸出液といい血液に含まれる血漿成分であり、化膿して膿がでてきたわけではない。
ちなみに化膿してウミが出る場合は通常乳白色をした粘着性の液がでる。(緑膿菌に感染した場合は薄緑色をしたウミがでる)
包帯を巻いていると浸出液が包帯に吸収され固まり、それが傷口と癒着してしまうため包帯を取る時に苦労したり、無理やりはがして縫合糸まで
とれてしまった患者さんは多い。
最近、この浸出液の中には傷を治す役割をはたす成分が含まれていることが解り、包帯で傷口を覆うことに反対する意見もあるが、
包帯を巻いて固定することで出血を抑える効果も無視できず、多くの包茎手術専門院では1週間程度包帯を巻くことにしている。
包茎手術を受けると風呂に入れないため、これが原因でかなり臭う場合がある。