悪魔の包茎用語辞典
「クランプ」


事情を良く知る患者からは目の敵にされる簡易包茎手術道具。 ただし専門院からは頼りにされる道具でもある。専門院では仕上がりの不評ぶりから絶滅したようにみえたが、表にでなくなっただけで静かに生息して いるらしい。


包茎手術とクランプ

「クランプ」は簡易包茎治療器具である。昭和の時代に流行した手術法でレーザーメスと組み合わせることで スピーディな包茎手術が可能になる。ただし、サイズ的に種類がないため患者さんのペニスの形状に完全にフィットすることが少なく、また切除ラインが瘢痕化して 盛り上がったりするため、見た目を重視する患者さんに不評であった。


包茎手術専門院でクランプが使われているワケ

仕上がり具合が不評な「クランプ」が未だ生息しているのは、この器具を使用すれば経験の乏しい医師でも 一定水準以上の手術はできるという点(経験の乏しい若い医師やアルバイト医師でも簡単に覚えられる)と出血が少ないため縫合が楽という点 (止血に時間がかからない・縫う手間がかからない)、術後に出血などのトラブルが少ない点で優れているからである。
バイトの医者に依存する専門院は研修が少なくて済み、開院日が少ないため急な術後のトラブルに対処できない専門院はクランプの使用がやめられない。
そのためほとんどの包茎手術専門院は広告などから「クランプ」という文字は消したが、使っている病院はこっそり使っているとされる。 これができるのも手術中は患者さんにアイマスクをするためである。
広告から名前が消えて30年近く経ったため、すでにその形状を知る患者さんは少数になっているため、そのうち堂々と使用するようになるかもしれません。


悪魔の包茎用語辞典−包茎手術・治療編