悪魔の包茎用語辞典
「保健所」


各自治体の消費者相談窓口と並ぶ包茎手術業界の2大天敵のひとつ。 病院やクリニックの監督・指導機関で生殺与奪の権をもっているらしい。


包茎手術業界と保健所

保健所と包茎手術

保健所は立入調査などを通じて病院・クリニックを指導・監督する役所である。 自由診療の医療機関への指導は都道府県によってかなり差があるといわれているが、 保険診療の病院の指導に忙しく、自由診療の病院・クリニックはほとんど放置に近く、保健所の役人には医療機関と思われていない。 だから患者から訴えが無い限り日常的な接触はほとんどない。私もクリニックの開設に係わる仕事をしているが保健所の役人と会うのは クリニックを開設した時だけというケースがほとんどである。 なので指導も「問題は起こさないでくれ!」という消極的な指導に終始しているのが実情である。 保健所の所長は医師免許をもつ者が就任するため、担当者は医者に対してどこか及び腰である。



保健所と消費者相談窓口

自由診療の病院に行って不当・不法な扱いを受けたら治療費面は「消費者相談窓口」に、運営・治療面は「保健所」に相談すると 良いといわれている。保健所は決して歓迎はしてくれないが、患者からの訴えがあれば重い腰をあげざるを得ないため調べてくれる。 ただし調査はかなりザルで、面倒なので問題が露呈しないことを内心では祈っているのが現状である。
自由診療のクリニックが保健所の指導をよく受けるのが「院長の名義貸し」の問題と、「広告宣伝のあり方」である。 前者は院長がアルバイトで勤務実態がないことであり、後者は病院の広告宣伝が医療法に規定する内容を超えた表現をおこなっていることである。 どちらも明白な医療法違反であるが、包茎手術業界からこの問題がなくなったことはない。


悪魔の包茎用語辞典−包茎手術・治療編