包茎手術後の腫れ
(包茎手術の失敗とトラブル)



国民生活センターに包茎手術の危害事例として2番目に相談が多かったのが「腫れ」です。ここでは包茎手術後に出る腫れについて検討してみます。


1、包茎手術の直後から切除ライン周辺にでる腫れ

包茎手術が終わると陰茎には包帯が圧迫気味に巻かれます。そのため多少腫れは抑えられますが、それでも陰茎が太くなるように腫れます。

この腫れの原因とされるのは、手術直後は局所麻酔による腫れで、これは数時間で収まります。その後にでる腫れは手術による炎症の腫れです。この腫れが収まるのは数日かかります。そのあいだ陰茎は腫れと内出血等で見るも無残な状態になってしまいます。圧迫気味の包帯が巻かれていない部分が腫れ、巻いてある部分の腫れが抑えられるため陰茎が凸凹になるのです。本当に元の状態に戻るのか心配になるのがこの時です。
心配で病院に電話しても「包茎手術の直後はそんな感じです。」と言われてしまい再診などお願いできない雰囲気を味わえます。病院のスタッフは当然のことでも、患者はすごく不安なのを理解してほしいですね。腫れや内出血が消えてきて、私が少し安心できるようになったのは包茎手術後1週間以上経過した頃でした。


2、ペリカン変形

さて、問題なのはこちらの「腫れ」です。このペリカン変形と呼ばれる腫れは元に戻りません。ペリカン変形による腫れは、亀頭の裏側だけが大きく腫れあがってしまい、陰茎を横から見るとペリカンの嘴から首にかけての形状に似ていることから付けられた名称です。

通常の亀頭直下法での包茎手術 包茎手術の結果ペリカン変形になった陰茎

図の@とAを見てください。図@は亀頭直下法で包茎手術をおこなった際の陰茎横から見た形状です。手術に問題がなければこのような形状になります。図Aは亀頭直下法で包茎手術をしてペリカン変形になってしまった陰茎を横から見たところです。これでも腫れを抑え気味に書いたつもりで、酷い人はそこに亀頭がもう一つ付いているぐらい腫れてしまうようです。

さて、このペリカン変形ですが、なぜこのように腫れてしまうかというと…簡単にいってしまえば裏側の皮膚(外板)を多く残し過ぎたからです。包茎手術の切除ラインをデザインする際に、裏側は勃起した時に一番テンションがかかるから皮に余裕をもたせようとして、逆に残し過ぎてしまった結果です。デザインミスです。余裕をもたせ過ぎた皮がたるんで膨らんでるだけです。

そのため何も知らない患者さんが病院に亀頭裏の腫れを相談すると「人間は立って生活するので術後の腫れの原因になった麻酔液や、手術の結果溜まったリンパ液が裏側に集まってきてしまい腫れているだけです。時間が経てば元に戻ります。」などと言われて納得させられてしまうわけです。

いくら時間が経過しても腫れが収まることはありません。余った皮を切開してとらないと無理です。


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3、血腫による腫れ

血腫により腫れた陰茎

図Bを見てください。ペニスの茎の部分が腫れあがってしまい、陰茎が腹部に埋没したような状態です。これは血腫によってペニスが腫れあがった状態です。原因は包茎手術によって切られた血管から血が漏れてきて体内に溜まった状態、ようは止血が十分でなかったからおこった症状です。この場合は至急手術を受けた病院にいきましょう。再度傷を開いて止血をやり直さなければいけません。特にハンドメスで包皮を切開する方法で包茎手術を実施したような場合には、きちんと止血をしても何かの拍子に血管から血が出てくる場合もあるので術後には注意が必要です。


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